「寺田克也の器」はじめました。
寺田克也のイラストをあしらった器シリーズ「寺田器」第三弾はなんとリュック!。
12.9インチのiPad Proが二枚収納可能なリュックは、とことん無駄を省いた超薄型。
13インチのPCも入ります。
バッテリーなどはフロントのポケットに入れられる最低限の収納力は保持したまま、
ストレスなくすんなりiPadを取り出せる様に上部はオープンにするなど、シンプルさを追求しました。
出し入れの多い財布などはサコッシュに入れて持ち運ぶ、といった使い方もできます。
愛機を衝撃から守るベルポーレンの板にもイラスト入り。
余談ですが、試してみたらサコッシュの方にも12.9インチのiPadがギリギリ収納できました。
★Shopping Guide(English) / For foreign customers
さて、「寺田器背負式」と名付けたリュックですが、これは主にiPadProの13インチのタブレットや、同サイズのノートブックを収納して使用する場所まで持ち運ぶ為のものです。同サイズのタブレットなら2枚、無理矢理3枚まではいり、モバイルバッテリー、ケーブルを収納するポケットもついてます。その他の収納スペースは最初から取り去り、つまりはタブレット専用のごくごく限定的な使い方をするリュックです。いつもiPadProを持ち歩いて、さっと取り出してすぐ画面にアクセスする目的の為に作りました。
この「すぐにアクセス」という部分に特化したデザインで作られてまして、究極の部分としては開口部にファスナーやボタンなどがありません。つまりこれは「袋に背負う為のストラップをつけたもの」です。あくまでも寺田克也の限定的なアプローチをカタチにしたモノです。なので使用に際しては注意事項が生まれます。先述した速攻アクセスを目指したために開口部があきっぱなし、という事へのデメリットをまず知っておいて頂きたいということです。
リュック自体は背負うことでストラップが開口部を閉じる構造になってますので、背負ってる間は13インチのタブレットやノートが落ちることはありません。ただし、背中からリリースする際には注意が必要です。
下の図を見てくださればわかると思いますが、開口部をかならず、かならず上に向けたまま、という意識を忘れない使い方をしてください。「これは袋なのだ。ナナメ下に角度がつくと中身が滑り落ちるのだ。」という感覚を常にもって使用していただくと、この寺田器背負式は超軽量で快適な13インチタブレット専用バッグとして機能してくれます。
いささか特殊なリュックなので、購入者のみなさんには無駄に緊張を強いるものですが、何卒作者の意図を汲んで、ナイスな付き合い方をして頂けるとうれしく思います。
【 寺田克也 マンガ・イラストレーター 】
1963年12月7日に、いしいひさいち、一条ゆかりの二大マンガ巨頭にあやかるべく
岡山県玉野市に生まれる。
とにかく物心ついた頃より絵の世界で生きていくことを選択する。
高校卒業後上京、専門学校に通う傍ら徐々にイラストレーターの仕事を得ていき、そのままプロ化。現在に至る。
仕事領域は「絵を描く」という部分で関われるモノ全域。
書籍、雑誌のイラスト、ゲーム、映画のキャラクターデザイン。マンガを描く。
この10年においては国内外でソロの展覧会、
グループエキシビションへの参加などもウエイトを占めはじめている。
ロサンゼルスのGR2 Galleryでは毎年ソロを行っており2017年12月のショーで4回目となる。
2018年は国内でもソロショー予定あり。
おもな著作としては米国で出版された画集「Dragon girl and Monkey king」Dark Horse Comics(小学館プロダクション刊の日本語版もあり)、カタログ的なコメンタリーブック「寺田克也ココ10年」(パイインターナショナル)、未完ながら西遊記を下敷きにした「西遊奇伝・大猿王1,2」、絵を生業にする事のさまざまを語りおろした「絵を描いて生きていく方法?」などがある。
2018年にこれまでのマーカーによるドローイングを集めた画集が発刊予定。
【 寺田器3rdイントロダクション - 寺田克也 】
寺田器(テラダキ)をいっしょにやってるメチクロと、イントロの頃に話してたのは「テラダキ第1シーズンは波佐見焼きで陶器を作るけど、そこに拘らず器(ウツワ)と銘打てるものを作ることができる、ブランド自体を器って意味にしようぜ−」というモノだったんで、第3シーズンとなる今回は!遂にその言葉をひっぱりだして、なんとリュックを作りますよ!
オレが考えたのは、今メインのマイ仕事ツールであるiPadPro13インチを2枚ほど突っ込んで軽く出かけられるカバン、というもので、勿論iPadじゃないとダメってことじゃなくて、とにかく限りなく薄いリュックがいいんじゃないのか、って事だったわけです。13インチのノートブックもオッケーだ。
大容量のリュックが便利なのは間違いないけど、とかくヒトは荷物を増やしすぎる傾向があるので腰にも悪い。なので薄い、とても薄いリュックがエレガントな寺田器からのご提案なのではないかと、そう考えた次第でございます。
(寺田克也)