「寺田克也のタイル」に新作が登場。
「えタイルG」
タイルの一大産地でもある美濃焼のふるさと多治見市で製作した本格タイル。
コースターとして使用したり、飾ったり、お好みで使えるフレキシブルなアイテム。
実際に内装に使用する事もできます。
手仕事で生産される為、個体差がございます。
釉薬の溜まりやムラ、ピンホールなどがある場合もありますが、
基本的には良品として職人さんの検品を通った商品となっております。
ご理解の程よろしくお願いします。
★Shopping Guide(English) / For foreign customers
【 寺田克也 マンガ・イラストレーター 】
1963年12月7日に、いしいひさいち、一条ゆかりの二大マンガ巨頭にあやかるべく
岡山県玉野市に生まれる。
とにかく物心ついた頃より絵の世界で生きていくことを選択する。
高校卒業後上京、専門学校に通う傍ら徐々にイラストレーターの仕事を得ていき、そのままプロ化。現在に至る。
仕事領域は「絵を描く」という部分で関われるモノ全域。
書籍、雑誌のイラスト、ゲーム、映画のキャラクターデザイン。マンガを描く。
この10年においては国内外でソロの展覧会、
グループエキシビションへの参加などもウエイトを占めはじめている。
ロサンゼルスのGR2 Galleryでは毎年ソロを行っており2017年12月のショーで4回目となる。
2018年は国内でもソロショー予定あり。
おもな著作としては米国で出版された画集「Dragon girl and Monkey king」Dark Horse Comics(小学館プロダクション刊の日本語版もあり)、カタログ的なコメンタリーブック「寺田克也ココ10年」(パイインターナショナル)、未完ながら西遊記を下敷きにした「西遊奇伝・大猿王1,2」、絵を生業にする事のさまざまを語りおろした「絵を描いて生きていく方法?」などがある。
2018年にこれまでのマーカーによるドローイングを集めた画集が発刊予定。
【 寺田器イントロダクション - 寺田克也 】
マンガ本を買う、みたいな感じで食器買ってもらうのがオモロイって事で、
今回「寺田器」シリーズを始めることとなりました。
ショッキて!オモロイ。あ、シリーズ名は「テラダキ」と読みます。
とりあえずは食器の「器」(キ)であり、「うつわ」と捉えると
なんにでも展開できそうなネーミングになるんじゃないかってことで決まりましたよ。
第1弾は5種類の普段使いの器を作っていくことにした次第。
音頭を取るのはSF inc.のメチクロ。
そこそこ長い付き合い、かつマジいい意味でアバウトなクリエイティビティを持つあたりが阿吽の感じな男です。
お互いの意見にお互いが一方的にいいね!を即レスしていく勢いで企画の肝が初っ端に決定される
最高にテキトー&シャープな流れの中、迅速なスタッフ達のフォロー&ダジャレスルーのおかげで仕様も決まり。
長崎の波佐見焼で行く事になりました。波佐見焼の詳細については各自ググってもらいたい。
慶長以来400年以上の歴史をもつ磁器の本場であります。
とゆーわけで絵を早く寄越せとなったので〆切に逆の意味でうるさい寺田をなんとかしようと、
毎週SF DEPT.に足を運び、スタッフにあたたかく見守られながら
iPad Proのprocreateというドローイングアプリをapple pencilで踊らせてライブで描いて図案納品するという
出前スタイルにより異例のスピードで寺田器用の絵が5枚完成即納品。
日常生活をまったく考慮してない、いつものメカ&ガール&化け物図案を送り込むと、
速攻で長崎は西海陶器の協力でイカすサンプルがあがってきて、こっちの気分もマックスに達した!
きた!テラダキ!
こ、これは作ってる現場を直で見ないと収まらない!と思ったので急遽長崎へ行き、
西海陶器さんのアテンドで工房を巡らせていただいた。
まずは豊かに実った稲穂の中に佇む転写屋さんにお邪魔しちゃう。
転写屋というのは、簡単にいえば食器に施す絵柄を、うすーく繊細なフィルムにプラモデルのデカール状に印刷してくれるところです。それがでかい窯をかまえた窯元さんに送り込まれ、生地屋さんと呼ばれる工場で大勢の人の手によってつくられた皿や茶碗を焼いたまっしろな磁器に手作業でそーーーっと位置を決めて載せ、破れないように張り付かせた後、釉薬をかけてふたたび窯へ入れ1200度で本焼成を行うと、イングレと呼ばれる特殊な転写シートが、器にかかってる釉薬に溶け込みすべっすべに定着!
この行程を3つの工場でリレー式に行って、やっとこさ完成するのがオレ達が日常どこでも使ってる器となるわけですよ!
勉強になった!っつーかおもしろかった!
ものづくりの世界最高。
そんな大変な作業を経て作られているのに波佐見焼は、あまりにオレ達の生活に溶け込みすぎてて存在が軽い。
そしてその軽さこそが波佐見焼の骨頂でもあるわけで、ここはかなり深い。
そんなたまんない世界に、オレの絵を合体させて頂いて今回の寺田器の誕生とあいなったわけです。
是非とも手元でひねくりまわしてよし、こき使ってよし、飾ってよしな寺田器をたのしんでいただきたい!
商品のカラーについて
なるべく実際の商品の色味に近づける様に努めておりますが、お使いのパソコンやモニターの環境により、実際の商品と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。