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Murder Channel「ハードコア・テクノ・ガイドブック: オールドスクール編 (電子音楽解説)」

商品番号 : MRD-BOOK-003

販売価格 2,750円(税込)

定価2,750円(税込)

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【Murder Channel「ハードコア・テクノ・ガイドブック: オールドスクール編 (電子音楽解説)」 】

現在MHzSHOPと合流した『GHz music store』の店長兼バイヤーを務め、
レーベル『Murder Channel』を運営する梅ヶ谷雄太氏による新刊が発売!

Michael Wells(Technohead)、Kurt Eckes (Drop Bass Network) Gabber Eleganza等、本邦初を含む重要人物16人へのインタビューも掲載された話題作です!

《掲載内容》
ブレイクビーツ・ハウス・アシッド・インダストリアル・ノイズ・メタル を飲み込みダンスミュージックとして展開した初期ハードコア・テクノ!
90’s ハードコア・UK ハードコア・デジタルハードコア

■Marc Acardipane ハードコア・テクノのゴッドファーザーで今も活躍するパイオニア
■Lenny Dee キャリア30年以上のハードコア・シーンのアイコン的存在
■Delta 9 メタルとパンクとハードコア・テクノ/ガバ結びつけた先人
■Hammer Bros ハードコア・シーンで今も熱狂的なファンがいる伝説的なユニット
■Hellfish ヒップホップのメンタリティで制作するUKハードコアのアイコン
■The DJ Producer リアルなプレイを行うUK Raveの歴史に深く名を残す生粋のDJ
■Atari Teenage Riot 日本で人気が高い世界的に有名なデジタルハードコア・ユニット
■他Manu Le Malin、Shigetomo Yamamoto、Deadly Buda、Gabber Eleganza等
●「レーベル解説」「サブジャンル解説」「Post Rave解説」等の充実したコラムも

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著者:ブレイクコア・レーベル「Murder Channel」梅ヶ谷 雄太
Murder_Channel Twitter:https://twitter.com/Murder_Channel

●MHzSHOPでご購入いただける梅ヶ谷氏の厳選CDはこちらから!

Shopping Guide(English) / For foreign customers

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梅ヶ谷雄太(ウメガタニ ユウタ)
1985年生まれ、東京都出身。2002年頃から都内でDJを始め、2004年に自身主宰イベント「Murder Channel」をスタート。

恵比寿Milk や中野heavysick ZERO、吉祥寺Star Pine’s Cafe、渋谷Lounge Neo、難波Rockets、名古屋Cafe Domina、金沢Manier 等、様々なクラブで回を重ね、2017 年にはブリストル(UK) のThe Black Swan にてMurder Channel のイベントも開催。2005 年から海外アーティストも積極的にブッキングし、多くのアーティストの初来日を成功させた。

2007 年からはMurder Channelをレーベルとしてスタートさせ、現在までに40タイトル以上の作品を発表。PS3 のゲームソフト『Savage Moon』のサウンド・トラックのリミックス・コンピレーションや、日本の漫画『ドロへドロ』のオフィシャル・サウンドトラックの監修も務める。

その他にも、極端な音楽をメインに紹介するGHz Blogにて不定期にインタビューや特集記事を公開中。

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★目次

002 まえがき
003 目次
005 サブジャンル
007 レーベル解説

013 Chapter 1 90’s Hardcore

014 90’sハードコア解説
024 ハードコア・テクノのゴッドファーザーで今も活躍するパイオニア Marc Acardipane
029 Marc Acardipane インタビュー
035 キャリア30年以上のハードコア・シーンのアイコン的存在 Lenny Dee
039 Lenny Deeインタビュー
047 80年代から活動し続けるサンプリングミュージックの開拓者 Michael Wells
051 Michael Wellsインタビュー
057 ゲームミュージックも手掛け10代の頃から活躍していたカリスマ Patric Catani
061 Patric Cataniインタビュー
073 トップのDJセンスとスキルを持つフランスシーンの中心人物 Manu Le Malin
077 Manu Le Malinインタビュー
082 メタルとパンクとハードコア・テクノ/ガバ結びつけた先人 Delta 9
086 Delta 9インタビュー
090 ライター、デザイナーとしても日本にハードコアを根付かせたDJ Shigetomo Yamamoto
092 Shigetomo Yamamotoインタビュー
101 ハードコア・シーンで今も熱狂的なファンがいる伝説的なユニット Hammer Bros
103 Hammer Brosインタビュー
109 レフトフィールドなハードコア追求し、ブレイクコアの発展に関係 Deadly Buda
111 Deadly Budaインタビュー
124 Kurt Eckes(Drop Bass Network)インタビュー

135 Chapter 2 UK Hardcore

136 UKハードコア解説
148 ヒップホップのメンタリティで制作するUKハードコアのアイコン Hellfish
152 リアルなプレイを行うUK Raveの歴史に深く名を残す生粋のDJ The DJ Producer
156 The DJ Producerインタビュー
170 他ジャンルを貪欲に取り入れるUKハードコアの第二世代 The Teknoist
174 The Teknoistインタビュー
180 UK Hardcore Disc Review
180 Technological Terror Crew / Dolphin Tox & Dare / Dolphin & DJ Tox / V.A.
181 Hellfish vs. Producer / Hellfish & Producer / The Death Syndicate / Technological Terror Crew
182 Dolphin & DJ Tox / Hellfish vs Producer / Hellfish & Producer / Hellfish ” Skeeta
183 Diplomat vs. Trouble / Hellfish & Producer / Hellfish & Producer / The DJ Producer
184 Hellfish & Producer / Radium and Hellfish / Dolphin vs The Teknoist / Micron
185 Hellfish & Bryan Fury / Ely Muff / Dolphin & The Teknoist / Hellfish & Bryan Fury
186 DJ Chucky & NDE / Diplomat & Beagle / The Teknoist & Scheme Boy vs Mr Kill / Ely Muff
187 The Teknoist & Scheme Boy / V.A. / Deathmachine / The Speed Freak / The DJ Producer
188 V.A. / The DJ Producer vs Bong-Ra / Bryan Fury vs. Ladyscraper / Dolphin
189 Axe Gabba Murda Mob / DJ Skeeta / Hellfish & Producer / Hellfish
190 Dolphin & The Teknoist / The DJ Producer & Deathmachine / The Teknoist & Johnty Warrior / Dolphin x Bryan Fury
191 Deathmachine / Dolphin / Tugie / Dolphin
192 Grandmaster Dee & The Furious Fish / The DJ Producer / Smyla / V.A. / Bryan Fury
193 Deathmachine / Hellfish vs The Teknoist / Dolphin & The Teknoist / The DJ Producer
194 Deathmachine / Hellfish / Bryan Fury / Believe / Bryan Fury
195 Secret Squirrel / Tugie / Dolphin / Hellfish & Bryan Fury
196 Micron / Axe Gabba Murda Mob / Dolphin / Secret Squirrel

197 Chapter 3 Digital Hardcore

198 デジタルハードコア解説
217 日本で人気が高い世界的に有名なデジタルハードコア・ユニット Atari Teenage Riot
220 DJ Bleedインタビュー
226 DJ Moonrakerインタビュー
232 John Fanning(DJ Entox/The Skreem)インタビュー
242 Digital Hardcore Disc Review
242 Alec Empire / Alec Empire / DJ Bleed / Sonic Subjunkies
243 Alec Empire / E.C.P. / Sonic Subjunkies / V.A.
244 DJ Alec Empire / DJ Mowgly / V.A. / Hanin Elias
245 Christoph De Babalon / ECP Feat. The Slaughter of Acid / Alec Empire / Shizuo
246 Shizuo / Christoph De Babalon / Death Funk / Shizuo / Give Up
247 No Safety Pin Sex / Bomb 20 / Alec Empire / Shizuo
248 Christoph De Babalon / Give Up / Bomb 20 / DJ 6666 feat. The Illegals
249 Carl Crack / The Curse of the Golden Vampire / Bomb 20 / Cobra Killer
250 Sonic Subjunkies / Alec Empire / Nintendo Teenage Robots / Alec Empire
251 Alec Empire / Hanin Elias / Shizuo / Alec Empire
252 V.A. / Alec Empire vs. Merzbow / Alec Empire / Give up / Replicant Impulse

253 番外編 Post Rave

254 Post Rave解説
266 Gabber Eleganzaインタビュー

271 あとがき

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★前書きなど★

2019年にパブリブから出版した『ブレイクコア・ガイドブック』でまさかの著作デビューを果たしたのだが、有難い事に二作目を出版させて頂く事になった。しかも、今回は『ハードコア・テクノ・ガイドブック』である。ブレイクコアに続き、ハードコア・テクノも遂に書籍となって出版される時が来たのかと我ながら驚いている。ここ数年、ハードコア・テクノのリバイバルが巻き起こっていたのもあって、絶好のタイミングでの出版であり、出るべくして出たという感じだろうか。

今から数年前、Facebookで世界的トップDJのNina Kravizがハードコア・テクノをプレイしている動画がシェアされ、自分の所まで回ってきた。Nina Kravizはテクノの枠から超えたトラックもプレイしていたので、彼女がハードコア・テクノをプレイした事には驚きはなかった。その時は正直、彼女がハードコア・テクノをプレイするのは一時期的な出来事であって長く続くとは思えなかったが、著者の予想を裏切り、結果的に彼女はハードコア・テクノをリバイバルさせる大きな流れを作り上げた。

実際に、ハードコア・テクノが再び注目を集めた要因の一つとして、Nina KravizがMarc TraunerことMarc Acardipaneのレコードをプッシュしたのは大きかった。Marc Acardipaneは本書のキーパーソンであり、これから読み進めて頂くにあたって彼の名前を何度も見る事になる程、ハードコア・テクノにおいて最重要人物であり、絶対的な存在だ。

Nina KravizはMarc AcardipaneのPilldriver名義のレコードを自身のDJセットで頻繁にプレイし、Dusty Angelや100% AcidiferousといったPlanet Core Productions関連のトラックもプレイしていた。さらに、彼女のレーベルтрипのコンピレーションにThe Mover(Marc Acardipane)が参加するなど、この一連の流れもあってMarc Acardipaneと彼のレーベルであるPlanet Core Productionsへの関心が再び高まり、本書が生まれるキッカケにも繋がっている。

この『ハードコア・テクノ・ガイドブック オールドスクール編』で紹介しているのは、90年代前半に巻き起こったハードコア・テクノのムーブメントを作り上げたパイオニア、アンダーグラウンドで地道に活動を続け、裏側からハードコア・テクノを支えたアーティスト、ハードコア・テクノに新たな側面を付け足してサブジャンルの発展に関わったアーティストなど、出来るだけ多角的な視点でチョイスした。ハードコア・テクノの素晴らしい多様性を重視し、現代だからこそ注目すべきテクノとハードコア・テクノの関係性についても触れている。

UKハードコアのチャプターでは、イギリスという国の特殊性とサンプリングミュージックの偉大な歴史をハードコア・テクノを通して理解出来るだろうし、デジタル・ハードコアのチャプターはブレイクビーツを主体としているが、当時のハードコア・テクノがどれだけの影響力を持ち、アンダーグラウンド・シーンの繋がりが強かったのかが分かるはずだ。

そして、全体を通してもう一つのテーマに「Rave」がある。近年日本でも盛り上がりを見せているRaveミュージック/カルチャーに関して、その当事者達に体験を語って貰った。

さらに、本書は『ブレイクコア・ガイドブック』の続編的な物でもある。
ブレイクコアには、ハードコア・テクノを原点としているアーティストが多く、幸いにも自分の周りにはハードコア・テクノからブレイクコアへと変化する瞬間を体感した人や、貴重な資料を持っている人がいた。ブレイクコア・シーンに関わってきた自分の強みを活かし、ハードコア・テクノから分かれていった一つの可能性であるブレイクコアからの視点も交えて執筆してみた。

貴重な資料をブレイクコア界隈の友人達から譲り受け、そこに自分が所有しているレコード、CD、テープ、データ、Zine、雑誌にWebのアーカイブを辿り、出来るだけ細かい情報も入れ込んでみたので、ハードコア・テクノに関わりが無かった人でも何か引っかかるものがあって楽しんで貰えるだろう。

最後に、ハードコア・テクノには非常に多くのアーティスト、レーベル、そしてサブジャンルが存在する。一冊で収められる範囲の限界もあり、複数冊に分かれたシリーズでの出版となったが、ピックアップしていないからといって重要視していない訳ではない。それぞれの作品とスタイルに魅力と歴史があり、本書で扱っているのはハードコア・テクノの一部分である。この後には、『ハードコア・テクノ・ガイドブック インダストリアル編』の出版も控えており、そちらではインダストリアル・ハードコア、クロスブリード、スピードコア、エクスペリメンタル・ハードコアなどを扱っているので、そちらにも期待しておいて欲しい。

まずは、この本がハードコア・テクノの壮大な歴史の入り口に入る為のキッカケとなってくれれば幸いだ。

商品サイズ表

寸法
A5判

素材について

出版社ページ数
パブリブ272ページ

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